青岸渡寺  ( せいがんとじ )
所在地 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
札所等 西国三十三所第1番
神仏霊場巡拝の道第2番
東海近畿地蔵霊場特別
東海白寿三十三観音特別
由 緒 熊野三山の信仰が都の皇族・貴族に広まったのは平安時代中期以降であり、青岸渡寺および隣接する熊野那智大社についても創建の時期等については判然としない。
伝承では仁徳天皇の時代(4世紀)、天竺(インド)から渡来した裸形上人による開基とされ、同上人が那智滝の滝壺で得た金製の如意輪観音菩薩を本尊として安置したという。
後に推古天皇の勅願寺となり、6世紀末 - 7世紀初に生仏聖(しょうぶつひじり)が伽藍を建立し、丈六の本尊を安置して、その胎内に裸形上人感得の如意輪観音菩薩を納め、如意輪堂を建立したという。
以上はあくまでも伝承であるが、那智滝を中心とする自然信仰の場として早くから開けていたと思われる。
創建年 伝・仁徳天皇治世(4世紀)
宗旨宗派 天台宗
御本尊 如意輪観音
開 基 伝・裸形上人
参拝日 2020年12月07日


手水場
本堂 (天正18年(1590年)建立、国重要文化財)

鐘 楼
梵鐘 (元享四年(1324年)の銘)
水子堂
宝篋印塔 (元亨二年(1322年)の銘、国重要文化財)
大黒天堂
那智の滝
阿弥陀堂

 

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