補陀洛山寺 | ( ほだらくさんじ ) |
所在地 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字浜の宮348 |
由 緒 |
仁徳天皇の治世にインドから熊野の海岸に漂着した裸形上人によって開山されたと伝える古刹で、平安時代から江戸時代にかけて人々が観音浄土である補陀洛山へと小船で那智の浜から旅立った宗教儀礼「補陀洛渡海(補陀落渡海とも)」で知られる寺である。
補陀洛渡海とは、平安時代から江戸時代にかけて、小さな船に閉じこもり30日分の脂と食糧をたずさえて、生きながらにして南海の彼方にあると信じられていた観音浄土を目指すというもの。 |
創建年 | 伝・仁徳天皇治世(4世紀) |
宗旨宗派 | 天台宗 |
御本尊 | 三貌十一面千手千眼観音 |
開 基 | 伝・裸形上人 |
参拝日 | 2016年11月3日 |
国の史跡「熊野三山」の一部 ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産の一部 |
手水舎 |
本 堂 |
「補陀洛渡海」に使用した船 |
熊野三所大神社 |