龍泉寺  ( りゅうせんじ )
所在地 大阪府富田林市龍泉888
札所等 河内飛鳥古寺霊場第11番
由 緒 寺伝によれば推古天皇2年(594年)に蘇我馬子が勅命を受けて建立したとされる。
しばらくののち、悪龍の報復により境内の池と麓の水脈が枯れてしまったと伝えられる。
 弘仁14年(823年)に空海(弘法大師)がこの地を訪れたと伝えられ、祈祷によって雨水を得て境内の池には水が湛えられ、この時池の中に3つの小島ができたとされる。
空海はこの島に小さな社を建て、聖天、弁才天、叱天を祀り、牛頭天王を鎮守としたという。
 天長5年(828年)、淳和天皇により寺は再建され、勅願寺として龍泉寺医王院の寺号を賜った。
東西両塔が建てられ、大小25の塔頭が立ち並ぶ大寺院となったという。
南北朝時代になると、楠木正成が嶽山の山頂に龍泉寺城(嶽山城)を築いた。
南北朝の争乱ではこの寺も巻き込まれ、仁王門を除き多くの宝物とともに焼失している。
宗旨宗派 古義真言宗・高野山真言宗
創建年 (伝)推古天皇2年(594年)
御本尊 薬師如来
開 基 (伝)蘇我馬子
参拝日 2018年10月19日
2023年5月10日


仁王門 (国重要文化財)
鐘 楼
本 堂
本 殿

 

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