多賀大社  ( たがたいしゃ )
所在地 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
札所等 神仏霊場巡拝の道第133番(滋賀第1番)
由 緒 和銅5年(712年)編纂の『古事記』の写本のうち真福寺本には「故其伊耶那岐大神者坐淡海之多賀也。」「伊邪那岐大神は淡海の多賀に坐すなり」(いざなぎのおおかみは あふみのたがに ましますなり)との記述があり、これが当社の記録だとする説がある。
ただし『日本書紀』には「構幽宮於淡路之洲」、すなわち「幽宮(かくれみや)を淡路の洲(くに)に構(つく)りて」とあり、国産み・神産みを終えた伊弉諾尊が、最初に生んだ淡路島の地に幽宮(かくりみや、終焉の御住居)を構えたとあり、『古事記』真福寺本の「淡海」は「淡路」の誤写である可能性が高い。

『古事記』以前の時代には、一帯を支配した豪族・犬上氏(姓は君)の祖神を祀ったとの説がある。
犬上氏は、日本武尊の子の稲依別王の後裔とされ、飛鳥時代の遣隋使・遣唐使として知られる犬上御田鍬にはじまる。
この犬上氏は、多賀社がある「犬上郡」の名祖とされる。
創建年 (伝)上古
主祭神 伊邪那岐命
伊邪那美命
参拝日 2020年10月12日


太鼓橋(太閤橋)
御神門
神門手前に愛宕神社・秋葉神社
天満神社
手水舎
拝 殿
本 殿
授与所
神馬舎
神楽殿
鐘 楼 神仏習合の名残
大 釜
竈神社・年神神社と子安神社
左:熊野新宮・天神神社・熊野神社  右:聖神社・三宮神社
金咲稲荷神社
手水舎

 

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