高千穂峡 | ( たかちほきょう ) |
所在地 | 西臼杵郡高千穂町三田井 |
概 要 |
大噴火による阿蘇カルデラをつくった火山活動によって、約12万年前と約9万年前の2回に噴出した高温の軽石流(火砕流の一種)が、当時の五ヶ瀬川の峡谷沿いに厚く流れ下った。 この火砕流堆積物が冷却固結し溶結凝灰岩となり、柱状節理が生じた。 溶結凝灰岩は磨食を受けやすいため、五ヶ瀬川の侵食によって再びV字峡谷となったものが高千穂峡である。 高さ80〜100mにも達する断崖が7kmにわたり続いており、これを総称して五ヶ瀬川峡谷(高千穂峡)と呼ぶ。 |
訪問日 | 2019年月日 |
国の名勝、天然記念物 |