切幡寺 | ( きりはたじ ) |
所在地 | 徳島県阿波市市場町切幡字観音129 |
札所等 | 四国八十八箇所霊場の第十番札所 |
由 緒 |
寺伝によれば、修行中の空海(弘法大師)が、着物がほころびた僧衣を繕うため機織の娘に継ぎ布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切りさいて差し出した。 これに感激した空海が娘の願いを聞くと、父母の供養のため千手観音を彫ってほしいとのことであった。 そこで、その場で千手観世音菩薩像を刻んで娘を得度させ、灌頂を授けたところ、娘はたちまち七色の光を放ち即身成仏して千手観音の姿になったという。 |
宗 派 | 高野山真言宗 |
御本尊 | 千手観世音菩薩 |
開 基 | 弘法大師 |
創 建 | 弘仁年間(810〜824) |
参拝日 | 2019年11月5日 |
本 堂 |
大師堂 |
鐘 楼 |
大 塔 (国重要文化財) 慶長12年(1607年)大坂住吉大社の神宮寺である新羅寺の西塔として建立。明治初年の廃仏毀釈により新羅寺が廃寺となったため明治6年(1874年)から明治15年(1883年)にかけて移築された。 |