吉備津彦神社 | ( きびつひこじんじゃ ) |
所在地 | 岡山県岡山市北区一宮1043 |
由 緒 |
備前国一宮 社伝では推古天皇の時代に創建されたとするが、初見の記事は平安後期である。 神体山と仰がれる吉備の中山の裾の、大吉備津彦命の住居跡に社殿が創建されたのが起源と考えられている。 延喜5年(905年)から延長5年(927年)にかけて編纂された『延喜式神名帳』には、備前国の名神大社として安仁神社が記載されているが吉備津彦神社の記載はない。 しかしながら、一宮制が確立し名神大社制が消えると、備前国一宮は吉備津彦神社となったとされている。 これは天慶2年(939年)における天慶の乱(藤原純友の乱)の際、安仁神社が純友に味方したことに起因する。 一方で吉備津彦神社の本宮にあたる吉備津神社が、朝廷による藤原純友の乱平定の祈願の御神意著しかったとして940年に一品の神階を授かった。 それに伴い安仁神社は一宮としての地位を失い、備前の吉備津彦神社にその地位を譲る事となったとされる。 |
創建年 | 不詳 |
主祭神 | 大吉備津彦命 |
参拝日 | 2020年11月17日 |
随神門 (市重要文化財) |
手水舎 |
石造大燈籠 |
拝 殿 |
祭文殿 |
渡 殿 |
本殿 (元禄10年(1697年)再建、県重要文化財) |
神撰所 |
楽御崎神社 |
子安神社 (市重要文化財) |
本 殿 (市重要文化財) |
末 社 |
天満宮 |