浄土寺  ( じょうどじ )
所在地 兵庫県小野市浄谷町2094
札所等 新西国三十三箇所客番
由 緒 奈良時代の僧・行基が建立したとされる広渡寺があった。
この広渡寺が浄土寺の前身寺院とされる。
荒廃していた広渡寺を浄土寺として復興させた実質的な開山は、平安時代末から鎌倉時代の僧で、東大寺大仏・大仏殿の復興に尽力した重源である。
治承4年(1180年)、平重衡の軍勢による南都焼討で、東大寺や興福寺は壊滅的な打撃を受け、東大寺の大仏殿も焼け落ちた。
この大仏・大仏殿の再興の大勧進(総責任者)となったのが、当時61歳の重源であった。
重源は大仏再興事業の拠点として、伊賀国(現・三重県)、周防国(現・山口県)など日本の7か所に東大寺の「別所」を創設した。
七別所のうちの「播磨別所」がこの浄土寺である。
創建年 建久5年(1194年)
宗旨宗派 高野山真言宗
御本尊 薬師如来、阿弥陀三尊(国宝)
開 山 伝・行基
参拝日 2024年5月11日


浄土堂 (国宝)
木造阿弥陀如来及び両脇侍立像
(建久6年(1195年)快慶作、国宝)
鐘楼堂 (県有形文化財)

本 堂 (国重要文化財)
開山堂 (県有形文化財)
文殊堂
経 蔵
拝殿 (国重要文化財)
本 殿 (国重要文化財)
塔頭 歓喜院
本 堂
塔頭 宝持院
本 堂
浄土寺       歓喜院

 

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