米子瀧山不動寺 | ( よなごたきざんふどうじ ) |
所在地 | 長野県須坂市米子1057 |
由 緒 |
米子瀧山不動寺は、奈良時代の僧、行基によって開山された古刹であります。 現在当寺奥之院の地に瀧澤山家原院如来寺を建立し、行基自ら大日如来を刻み本尊として安置したことによります。 時代は移り、1559(永禄二)年四月上杉謙信公が京に上洛し た際、平安時代嵯峨天皇の勅願を受けて鎮護国家のため弘法大師(空海)の、一刀三礼によって刻んだ不動明王を室町幕府十三代将軍足利義輝公より関東管領職に就いた謙信公が、関東の庶民安寧のため拝領した不動明王であり、謙信公の念持仏となりました。 一五六一(永禄四)年九月、川中島第四次合戦の際、本陣に祀り謙信公自ら戦勝祈願の護摩を厳修したと伝えられており、帰途の折重臣柿崎景家、甘糟景持、直江実綱の手により現在当寺奥之院に不動明王を安置し、ここに寺号を米子瀧山威徳院不動寺と改め現在に至っております。 |
宗旨宗派 | 真言宗豊山派 |
御本尊 | 大日如来 |
開 山 | 行基 |
参拝日 | 2021年9月10日 |
手水舎 |
馬頭観音堂 |
鎮守堂 |
本 堂 |
愛染明王堂 |
薬師如来堂 |