浮島熊野坐神社 | ( うきしまくまのますじんじゃ ) |
所在地 | 熊本県上益城郡嘉島町井寺2827 |
由 緒 |
平安時代の長保3年(1001年)、この地を治めていた井王家3代目 井王 三郎直久は、湿地帯のため五穀の収穫が思うようにいかないため、屋敷神である、熊野坐神社に日夜祈っていた。 ある夜、枕元に熊野の神が現れ、「屋敷の北側を掘れ!」との教えを授けられた。そこで、掘ってみると、みるみる周辺の水が集まり、大きな池になった。 おかげで、湿地から水気がなくなり、作物の収穫が上がり、みな喜んだ。 その晩、黄金色に輝く大きな石が池に現れ、人々を驚かす。 これを「兜石」と名付けた。 「兜石」は、現在も池のどこかに沈んでいる。その日から、ひっきりなしに人々が見物に来て、にぎわった。 「兜石」をご神体とし、屋敷神を神社へと移行し、井王三郎自身が神主となった。以来、千年、井王家が神職を担っている。 現在の宮司は41代目 |
主祭神 | イザナギの尊・イザナミの尊(熊野宮) |
参拝日 | 2018年11月19日 |
拝 殿 |
本 殿 |
厳島神社 |
赤女稲荷神社・馬頭観音 |