粟島神社  ( あわしまじんじゃ )
鎮座地 和歌山県海南市下津町方1101
由 緒 社伝によれば、景行天皇2年に少毘古那神が硯浦に漂着し、21戸の村民がこれを近くの森に鎮祭したのに創まるという。
当初の鎮座地は海中にあり、干潮時に干潟を伝って参詣したと伝え、後に神功皇后が三韓征伐の折に産気づき、凱旋するまで出産がないようにと当神社に勅使を派遣して祈願することとした際にも、勅使が風浪のために渡島できず、遠くから奉幣せざるをえなかったという。
なお、征伐なった神功皇后は凱旋中に船中で誉田別尊(後の応神天皇)を出産し、それを祝って自ら矢の根で少毘古那神と大国主神の神像を刻み、帰朝後に報賽として陣太鼓や着ていた「綾の唐衣」とともに奉納したという。
創建年 伝景行天皇2年
主祭神 少毘古那神
参拝日 2022年6月8日


石造神橋 (市文化財)
本 殿


鐘 楼

 

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