興国寺  ( こうこくじ )
所在地 和歌山県日高郡由良町門前801
札所等 紀伊之国十三仏霊場第8番
由 緒 安貞元年(1227年)、高野山金剛三昧院の願生(俗名・葛山景倫)が主君であった源実朝の菩提を弔うために創建したもので、創建時は真言宗寺院で西方寺と称していた。
葛山景倫は承久元年(1219年)、実朝の暗殺を機に出家。
実朝の生母・北条政子は願生の忠誠心に報い、願生を西方寺のある由良荘の地頭に任命した。

願生は親交のあった心地覚心(法燈国師)が宋から帰国すると、正嘉2年(1258年)に西方寺の住職に迎えて開山とした。
その後、後醍醐天皇より寺号の興国寺を賜ったという。
覚心は、普化尺八を奏する居士4名を宋から連れ帰り、興国寺に住まわせたので、以後当寺は普化尺八の本山的な役割を持つようになった。
その弟子の一人、虚竹禅師(寄竹)が尺八の元祖といわれている。
創建年 安貞元年(1227年)
宗旨宗派 臨済宗妙心寺派
御本尊 釈迦如来
開 基 葛山景倫(願性)
開 山 心地覚心(法燈国師)
参拝日 2020年12月08日


山 門
手水舎
法 堂
庫 裏
勅使門と方丈
鐘楼 と 浴室 
地蔵堂
開山堂と禅堂
天狗堂

 

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