高山寺  ( こうざんじ )
所在地 和歌山県田辺市稲成町392
札所等 紀伊之国十三仏霊場第12番
近西国三十三ヶ所南紀霊場第4番
由 緒 寺伝によると推古天皇の時代に、熊野国牟婁郡に住んでいた牟婁の長者と呼ばれる金持ちが飛鳥に出かけ、そこで摂政をしていた上宮太子(聖徳太子)に感動し、太子の御意を得て私財をもって当地南面山に勧修問寺を建立した。
そして、上宮太子の愛馬である「烏の駒」(くろのこま)が薬師如来像と上宮太子(聖徳太子)像を背負ってここにやってくる夢を見、目覚めたところ、薬師如来像と上宮太子像が置かれてあったので、それを祀ったという。

平安時代の弘仁7年(816年)初夏、弘法大師空海が熊野巡錫の途中にこの地に立ち寄った。
その際、この地で密教の法を修し、また旅に出ようとしたところ人々に引き留められ、それにほだされて空海は自らの像を彫ってここに安置したとされる。
創建年 飛鳥時代
宗旨宗派 真言宗御室派
御本尊 大日如来
開 基 牟婁の長者
中 興 空増上人
参拝日 2020年12月08日


手水舎
不動堂
多宝塔 (文化13年(1816年)に建立)
本 堂
大師堂(遍照金剛殿)
鐘 楼
左:薬師堂と新薬師堂
観音堂
奥の院
香 堂

 

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