壺阪寺  ( つぼさかじ )
所在地 奈良県高市郡高取町壺阪3
札所等 西国三十三所第6番
神仏霊場巡拝の道第38番
由 緒 正式には「南法華寺」
寺伝『南法花寺古老伝』によると、703年に元興寺の僧、弁基上人がこの山で
修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、感得した観音像を
刻んで祀ったことが始まりとされています。
境内からは当時の藤原宮の時期の瓦が多数出土しています。
その後、元正天皇に奏じて御祈願寺となり平安期には、長谷寺とともに定額寺に
列せられ平安貴族達の参拝も盛んになり、清少納言は「枕草子」のなかで
「寺は壷坂、笠置、法輪・・・」と霊験の寺として、筆頭に挙げています。
また、左大臣藤原道長が吉野参詣の途次に当寺に宿泊したという記録も
残っている。
宗旨宗派 真言宗
創建年 大宝3年
御本尊 十一面千手観音菩薩
開 基 弁基
参拝日 2018年10月18日


仁王門
多宝塔
三重塔 (国重要文化財)

 

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