吉水神社 | ( よしみずじんじゃ ) |
所在地 | 奈良県吉野郡吉野町吉野山579 |
由 緒 |
社伝では、白鳳年間に役行者により建立されたと伝えられる。 南北朝時代、後醍醐天皇が吉野に潜幸したとき、宗信法印の援護を受けて吉水院に行宮を設け、一時居所とした。 後醍醐天皇の崩御の後、後村上天皇が後醍醐天皇の像を作って吉水院に奉安した。 明治時代に入ると神仏分離令と国家神道化の観点から天皇を仏式で供養することが問題視され、明治4年(1871年)5月に五条県が吉水院を神社に改めて吉野神社とする案を太政官政府に提出した。 後醍醐天皇を祀る神社を別に作ることを計画していた。 政府は五条県の案を却下したが、金峯山寺の廃止が迫る情勢となったことから、奈良県が神社への改組を働きかけ、明治6年(1874年)12月17日に後醍醐天皇社の名で神社になることが太政官に承認された。 明治8年(1875年)2月25日に吉水神社に改称し、やがて村社に列した。 |
創建年 | 白鳳年間 |
御祭神 | 後醍醐天皇 楠木正成 吉水院宗信法印 |
参拝日 | 2018年10月18日 |
本殿 旧吉水院護摩堂 |
左に書院 (国重要文化財) |
書 院 (国重要文化財) |