多禰寺 | ( たねじ ) |
所在地 | 京都府舞鶴市多祢寺346 |
札所等 | 西国薬師四十九霊場30番 |
由 緒 |
享保2年(1717年)の『多禰寺縁起』によれば、用明天皇2年(587年)、聖徳太子の弟、麻呂子親王(まろこしんのう)の開基と伝えられる。
縁起によれば、父・用明天皇の命を受けた麻呂子親王は、丹後の庶民を苦しめた鬼賊(与謝郡三上ヶ岳に住む英胡、軽足、土熊)を「七仏薬師の法」の力で平らげ、その加護に報いるため、丹後の国に七箇所の寺を建て、七仏薬師像を安置したという。 その中で、親王の護持仏であった第七薬師瑠璃光如来を本尊としたのが当寺で、医王山多禰寺と名付けられたという。 |
創建年 | (伝)用明天皇2年(587年) |
宗旨宗派 | 真言宗東寺派 |
御本尊 | 薬師如来 |
開 基 | (伝)麻呂子親王 |
中 興 | 奇世上人 |
参拝日 | 2021年9月28日 |
山門 (府有形文化財) |
手水舎 |
本堂 (府有形文化財) |
熊野権現社 |
御劒神社 |
弁財天社 |