宗安寺  ( そうあんじ )
所在地 滋賀県彦根市本町二丁目3番7号
由 緒 佐和山城の正門を移築されたと伝えられています。
大坂夏の陣で戦死した、豊臣家の忠臣として名高い木村長門守重成(きむらながとのかみしげなり)を偲んで、重成忌が行われます。
井伊道政の正室東梅院の父母の菩提を弔うため上野国箕輪(こうずけのくにみのわ)に建立された安国寺は、佐和山(232.5m)山麓へ移され、宗安寺と改名、その後彦根城築城のさい現在の地へ再度移転されました。
元禄の大火で、「赤門(あかもん)」と呼ばれる朱塗りの佐和山城大手門を移築した表門が唯一焼け残り、現在の本堂は江戸時代中期に長浜城付属御殿を移築したものです。
また、本尊の阿弥陀如来立像は、大坂夏の陣の時、淀君の念持仏(ねんじぶつ)と思われる仏像を持ち帰ったもので、鎌倉時代の作といわれています。
その他、墓所には木村重成の首塚、唐人門、鐘楼、白砂に巨石を配した庭園があります。
宗旨宗派 浄土宗
御本尊 阿弥陀如来
参拝日 2020年10月12日


手水舎
本 堂
地蔵堂
鐘 楼
行者堂

 

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