丹生神社 | ( にうじんじゃ ) |
所在地 | 三重県多気郡多気町丹生3999番地 |
由 緒 |
聖武天皇が東大寺大仏殿の建立のさい、水銀の産出をこの地の神に祈ると忽ち水銀が湧出したので、丹生明神と名づけた。 又、嵯峨天皇が降雨を祈ったら霧雨があり、晴れを祈ったら、晴れたという故事により、丹生大明神は祈雨、祈晴の神ともいう 往古より当地は水銀の産地として名高く、この地の守護神として奉斎されていた。 また、『本朝年代記』に嵯峨天皇弘仁10年(819)、伊勢丹生神に祈雨祈晴した記載が見られるように、当社は古よりその方面に霊験あらたかとされ、更に『延喜式神名帳』多気郡五二座搭載の1社にも数えられる。 室町以降、伊勢国司北畠氏はじめ松阪城主古田重治、歴代紀州藩主から篤い尊崇を得た。明治41年4月14日、当社境内社の高野神社など24社を当社に合祀した。 |
創建年 | 継体天皇16年(523年) |
主祭神 | 埴山姫命 水波賣命ほか16柱 |
参拝日 | 2019年2月20日 |
拝 殿 |
丹生中神社 |