国津神社 | ( くにつじんじゃ ) |
所在地 | 三重県津市美杉町太郎生2140 |
由 緒 |
勧請年月については詳かでないが古老の口伝によれば、当社は北畠大納言家の支城太郎生付霧山城主の祈願所で、村民も氏神として尊崇していた社であったとの事である。 北畠氏の城落城の際火災炎上、神祠・建物・文書等悉く焼失し、御神体だけは辛うじて遷し、社地小祠に安置して数年を経た。 文禄年(一五九二〜九五)中に至って再興し、爾来二一年毎に造営を続けて来、寛文一二年(一六七二)の頃から、「宮積金」と称し若千金を調達して旧領主藤堂藩庁に預け置き、元治元年(一八六四)四月の造営までその都度金子を下げ渡されてまかなって来た。 |
参拝日 | 2018年5月12日 |
拝 殿 |
本 殿 |
十三重塔 (国重要文化財) |