向牧戸城趾 | ( むかいまきどじょうし ) |
所在地 | 岐阜県高山市荘川町牧戸向牧戸 |
歴 史 |
築城年代は定かではないが寛正年間に内ヶ島為氏によって築かれたと云われる。
内ヶ島氏は楠氏和田政氏の末裔といわれ、信濃国に住んでいたが内ヶ島為氏の時に飛騨国白川郷へ押し寄せて向牧戸城を築き、一向宗を討って北飛騨に勢力を拡大した。 その後、為氏は帰雲城を築いて居城を移し、家臣川尻備中守を置いて代々川尻氏の居城となった。 天正13年(1585年)羽柴秀吉の命によって越前国大野城主金森長近が飛騨国に侵攻して平定した後は、金森氏に従いその子孫は後に帰農して名主を務めたという |
訪問日 | 2016年4月22日 |
家臣 川尻家の墓所 |