財賀寺 | ( ざいかじ ) |
所在地 | 愛知県豊川市財賀町観音山3 |
由 緒 |
三河白寿十八観音第15番 寺伝によれば、聖武天皇の勅願により、神亀元年(724年)に行基が開いたとされ、弘仁4年(813年)、空海が「陀羅尼山蘇悉地院財賀寺」として中興したという。 現存する金剛力士(仁王)像は平安時代後期、11世紀にさかのぼる作で、この頃にはかなりの寺観が整っていたものと思われる。 平安時代末期には、没落した源氏の再興を期する源頼朝が、当寺の本尊に厄除けの祈願をし、宿願が叶って征夷大将軍となった頼朝は、建久3年に本堂を再建し、1300石余りの寺領を寄進してこれに報いたと伝える。 |
宗旨宗派 | 高野山真言宗 |
創建年 | 伝・724年(神亀元年) |
御本尊 | 千手観音(秘仏) |
開 基 | 伝・行基、聖武天皇(勅願) |
参拝日 | 2018年11月7日 |
仁王門 (室町時代建立と推定、国重要文化財) |
本堂
(文政6年(1823年)、有形文化財) |
文殊堂 (安政6年(1859年)再建、有形文化財) |