天徳寺 | ( てんとくじ ) |
所在地 | 福井県三方上中郡若狭町天徳寺38-3 |
札所等 |
北陸三十三ヵ所観音霊場 第6番 若狭観音霊場 第9番 |
由 緒 |
天徳寺縁起によれば、今からおよそ1300年前の養老年間、加賀・白山を開いた泰澄大師が当地宝篋ケ嶽に上り、馬頭観音像一躯を刻んで山腹の岩窟に安置し去ったことを以て寺の起こりとしている。 縁起によれば、泰澄の開山から200年を経た天暦年間、この馬頭観音が岩上にあって七日七夜奇瑞を示現したため、元真僧都が急ぎ草堂に移した。 観音の霊異は天聴に達し、時の村上天皇は宣旨を下して堂宇の建立に着手。 天徳元年、七間四面の観音堂が成り、遅れて食堂、鐘楼、大門等が竣工し七堂伽藍を具備。 次いで村上天皇より斎田二十町歩が寄進され、正治2年北条政子が源頼朝の菩提を祈る法華堂を建立寄進した等々と伝えている。 |
創建年 | 養老年間 |
宗旨宗派 | 高野山真言宗 |
御本尊 | 馬頭観音 |
開 山 | 泰澄大師 |
参拝日 | 2021年9月29日 |
本 堂 |
方丈庭園 (枯滝式池泉庭園、天和年間) |