常楽寺 | ( じょうらくじ ) |
所在地 | 長野県上田市別所温泉 |
由 緒 |
塩田流北条氏により鎌倉仏教や禅宗文化が栄えたことで塩田荘は「信州の学海」と呼ばれようになり、当寺はその中核を担った。 また安楽寺、長楽寺とともに「三楽寺」と並称され、安楽寺の開祖樵谷惟仙は16歳まで当寺で天台宗の修行をした。 また金沢文庫によると、称名寺の僧が正応5年(1292年)に当寺で「十不二門心解」という経を書写した記録がある。 享徳元年(1452年)には「天祐」なる僧が「如法経」を書写し、「信濃国霊験の奇は常楽寺を以て無双となす」と記すなど、中世信州で随一の学問寺として栄えた。 |
創建年 | 天長2年(825年) |
宗旨宗派 | 天台宗 |
御本尊 | 観音菩薩 |
開 基 | 円仁(慈覚大師) |
参拝日 | 2021年10月30日 |
本堂 (市指定有形文化財) |
御船の松 |
石造多宝塔(弘長2年(1262年)の銘、国重要文化財) 石造多層塔 (市有形文化財) |