新海三社神社  ( しんかいさんしゃじんじゃ )
鎮座地 長野県佐久市田口
由 緒 祭神の興波岐命(おきはぎのみこと)は出雲の大国主大神の孫神で、佐久の開拓神である。興波岐命の父神は諏訪の建御名方命で、母神は上野貫前女神(荒船大明神)。
なお、境内や付近には「四十八塚」と言われる古墳群があり、古代信仰の痕跡だとの説もある。
古墳時代に「県神社」であったとされる新海三社神社は、武家時代になると諏訪神等の影響を受け、佐久から上田までの広大な地域に勢力圏を誇った。
なお、新海三社神社の別名を佐久神社、開神社(さくじんじゃ)という。
これは興波岐命が佐久地方開拓の祖神であるからだという。
南北朝時代の「諏方大明神画詞」には「新開之神」(にいさくのかみ)として紹介されている。
御祭神 興萩命 ・建御名方命 ・事代主命 ・誉田別命
参拝日 2021年9月11日


手水舎
拝 殿
西本社と中本社
神楽殿
西十二社
東本社 (室町時代後期(1467年-1572年)建立、国重要文化財)
東十二社
三重塔 (室町時代後期(1515年)建立、国重要文化財)
絹笠神社
天神社

 

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