池口寺 | ( ちこうじ ) |
所在地 | 長野県木曽郡大桑村殿1121−1 |
札所等 | 中部四十九薬師霊場第23番札所 |
由 緒 |
寺伝よると平安時代後期の承平7年(937)に創建された古寺で、近江国の郷司である源義寛が先祖の追善供養の為、小川の邑の光明池の畔に一宇を設けて医王尊仏を安置、明雲僧正を招いて開山したとされます。 鎌倉時代後期の徳治3年(1308)には銅製鰐口(長野県県宝)が奉納されている事からも詳細は判りませんが一定以上の信仰を集めていた事が窺えます。 建武の新政が行われた建武2年(1335)に火事により鎌倉時代後期に建築されたと推定されている薬師堂(長野県県宝)以外の堂宇が焼失し、記録、寺宝も同時に失いました(薬師堂からは正応2年:1289年に伐採された木曽ヒノキが使用されている事が判明されています)。 |
創建年 | 承平7年(937) |
宗旨宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
御本尊 | 釈迦如来 |
参拝日 | 2021年5月22日 |
四脚鐘楼門 |
薬師堂 (鎌倉時代の建立、長野県宝指定) |
住職さんのご厚意で中に入らせていただきました |
観音堂裏手に西国三十三所巡りの石像 |