典厩寺 | ( てんきゅうじ ) |
所在地 | 長野県長野市篠ノ井杵淵1000番地 |
由 緒 |
かつては瑠璃光山鶴巣寺と号して薬師如来を本尊としていた。 1561年(永禄4年)の川中島の戦いで、武田信玄の弟・武田信繁が当地八幡原で討死したことに因み、合戦から60年後、松代藩主真田信之が信繁の官職「左馬助(さまのすけ)」の唐名「典厩」から寺号を典厩寺と改めて菩提を弔った。 本堂の左手には自然石の墓があり、落命した甲越両軍戦死者の弔魂碑もある。 信繁は討死して上杉方に首級を取られたものの、信繁の家臣らが追撃して取り返したが、首級は領地であった小諸に持ち帰ったため、当寺の墓は胴体だけと伝えられる。 |
宗旨宗派 | 曹洞宗 |
御本尊 | 薬師如来 |
参拝日 | 2020年9月29日 |
山門の横に六地蔵 |
山 門 |
本 堂 |
閻魔堂 |
川中島合戦後300年を記念して造られた閻魔大王像は日本一大きいとされる (2丈(約6m)もあり、東洋一大きいと紹介する書籍もある。 |
天井絵 |
武田典厩信繁公の墓 (墓の脇に佇む小さな供養塔は真田信之が幕府に遠慮して 密かに弔った真田信繁の供養塔であると伝えられてる) |
討死した武田信繁を清めた井戸 |
ボケ封じの石 |